Sounds Gate完全版 其の壹
This is a parody image of the slogan that the United Kingdom raised for WW Ⅱ.
Sounds Gate
概要
闇の字を崩し、音と門を英語にしてこの名に至ったとKONBUは語る。二年連続、北米でのメンバーのソロ活動で活動休止をした為、本当に闇に葬られそうになっていたが、三度目の学祭出場が決定。さらに卒業ライブ企画者からのオファーを受け、活動の継続が確定することになる。この出場の経緯につきYOKOは「ヨコっていうな」と語っている。
2013学祭
ベースTOSHIがカナダ留学後、英語しかしゃべらなくなったという設定。
当時VMC2にて強烈に上手かったバンド、Babeの後になぜ我々が選ばれたのかという愚痴をスラング混じりの英語で叫び、隣にいるきんちゃんが同時通訳。
2014学祭
図書館で廃棄処分にされる予定だったハングルの書物を音読しながら入場。なぜかきんちゃんだけはジャンプを読みながらホーミー(高さの異なる二つの音を同時に出すモンゴルの伝統的な歌唱法)で発声しながら入場。
さて、そんな我々が卒業ライブに出させてもらえるきっかけ、
それはかくにが太鼓判を押してくれたからなのです。
まさかこのバンドでアカペラを続けられるなんて夢にも思っていなかったので、「こんなバンドでいいのか・・・?」と思いつつも大変うれしかったです。
企画してくれた方々、ありがとうございます。
で、こんな我々にも最後のチャンスをくださったということで、
ここはお客さまが絶対に飽きないようにと、我々必死に昨年暮れから頭を使って考えておりました。
そこでまず考えなくてはならないのは曲決めですね。
2014年学祭以来定番となったナンバー、氣志團の「One Night Carnival」はもちろんやるとして、
和田アキ子「古い日記」、
布袋寅泰「スリル」
などなど。
これ俺らがただ聴きたいだけなんじゃないの?という曲ばかり出ました。
またSEはM-1グランプリの出囃子で使われていたFatboy SlimのBecause We Canに決定。
(これで入ってくるの最高に気持ち良かったです。)
これが12月初旬です。
以降我々は卒論〆切に追われ、
その後忘年会を開き、
年は明け、
そろそろ決定しなければいけない時が来たのですが、
呑気にも我々は
こんぶのためのこんぶによるカラオケ大会、
コンブノウタ、
コンブ・ザ・ベスト、
カインド・オブ・コンブ
の公開レコーディング、いわゆる「コンカラ」の予定とそのセトリを決めていました。王将で。
そこで各々がカラオケで何を歌っているのかという話になったのですが、
エレカシの「今宵の月のように」をいくやが歌いそうということになり、
これ、卒業ライブでやったらいいじゃんということになりました。
提案したのは
この男です。
楽譜作りと追い詰められた練習にかなり苦戦を強いられました。
何提案しとんねん。
ただ確かにいくやには一番似合う曲です。
ということで、いくや、リードです。
しかし、男の勲章からの流れを作るのは大変難しい。
ただ、男の勲章、わかる方にはわかっていただけたと思うんですけど、めちゃイケの数取り団で使用される部分を演奏しているんですね。
ゆえに四小節ほどしか演奏しておらず、最後は「カーッ」とリムショットのように音を出して終わります。
ちなみに計画当初はステージ上でとんべんとかくにを相撲させるという案も出しました。
しかしドラム缶の用意が必要なのと、怪我人が出る恐れから即却下。
まぁSounds Gate feat. かくに案は本ライブに限らず、しばしば出ているんですけどね。
すみませんね、くだらなさすぎて。
そこで我々はくだらない選手権をライブで開催することにいたしまして、
しもじょーが出してきた百済占領後の地図や
(こんぶが前日深夜まで描いてくれました。)
きんちゃんがカヤックで川を下れなかった話を披露します。
ここでいくやはマイクスタンドを倒してブチ切れ、
メンバーも狂ったように叫びます。
この衝撃、泣く子も黙ります。
ということでくだらない選手権第一位はいっくんになったのです。