嘘ですがイタリアに行きました。かくには東京へ。そして僕らは卒業へ。
彼は「かくに」と呼ばれていた。
人望の厚い、我々が所属するVMC2の元々部長。
ちょっと天然なところがある。
天然な人が好きな俺としてはたまらん。
東京に行ったらしい。
ぜひいろんな経験をして、帰省するたびにそのお話を聞かせてもらいたい。
すごく寂しいけど、愛知に残っている者としては期待をしている。
こういうのはあんまりやると罰が当たると思っているほどには敬虔なブディストだ。
かくにの未来に幸あれ。
文学部の卒業パーティーにも参加したよ。
一緒に写ってくれた児玉君は幹事の一人。
彼含め、大学ではとにかく活動的な人と出逢ってきた。大学生ってそんな生き物だとは思うけど。
自分含め、みんな時間を充実させようと必死で、若い力で何でも頑張ってきた気がする。
最高だ。みんながこんなに必死に誠実に生きてきたのなら、日本の未来は明るいだろうな。
卒業式の直後に専攻でのパーティーがあったのだけれど、ある先生が“ You become a productive member of sociiety ” (みんなは社会の生産者の一員)と言っていた。
なんかカッコいいからevernoteにメモっといた。
色んな専攻、学問を研究している仲間、先生がいて本当に濃い学びができたと思う。
最初は「文学部?実用性がねえよ」って思っていたのだけれど、勉強してみると面白かった。
一緒に勉強してきた仲間が良かった、っていうのもある。
だからゼミ長にも率先してなって、合宿やら飲み会やらを企画したり、先生の研究を手伝ったりした。
それぞれが抱くこの大学での生活の感想がどうかは別として、僕はみんなの存在に感謝しきれません。
人文社会学というのは字面だけじゃ意味がわからん。
就活でも多くの人が突っ込まれているだろう。
大学指定の履歴書は大概学科まで書いて終わりだからね。
ただ、全ての専攻に共通していたのは人間の研究をしていたことだった。
当たり前だと見過ごしている人間が生み出した現象に着目して、哲学したり、社会構造を分析する行為は、実用性を求める人から見れば考え過ぎだと思われるかも知れない。
でも普段過ごす日常が、何かしらの「仕組み」の奇跡的な集合によって作られていると知っただけで、人間すげえってなる。
何気ない毎日を楽しむきっかけをくれたと思う。
せっかく充実した学生生活の中で勉強に励んできたので、今後の人生にも役に立てたいですね。
まだしばらくは東三河にいる。
豊橋駅で会うかもね。
会ったら笑ってくれ。
今後は忙しくても月1~2ぐらいは更新しときたい。
ただ、自分の人生が優先されるので、約束が必ず守られるかは保証できません。ご了承ください。